この時期、なぜか多い!ラミネーターの修理依頼。
ここ数日間に3件もラミネーターの修理依頼がありました。昨年も年が明けてから同じような修理依頼が多かった事を思い出しました。
3件ともラミネーター本体にラミネートフィルムが詰まったものでした。すぐに詰まったフィルムを取り出すことが出来る場合が多いのですが、この3件は、どれもひどいつまり方をしていました。
ラミネートフィルムに紙以外の物は挟んで加工しないでください。
1台目は、電源を入れた途端に嫌な臭いが漂ってきました。フィルムの焼けた匂いなのでしょうが、焦げ付いている感じがよくわかりました。
ラミネーターのカバーを開けてみたところ、フィルムが何重にもローラーに巻き付いているのです。だからローラーもうまく回らないほどの重体です。きつくローラーに巻き付いているためフィルムの先端を探すのに苦労しました。
30分ほどかかってフィルムを取り除きましたが、なぜ?!と思うような使い方でした。
通常は、ホットラミネータの場合は、ラミネートフィルムに挟む原稿はペーパー類に限られているのですが、このお客様は、紙ではなくビニールかポリエスレンのような素材に印刷された物を挟んでラミネート加工していました。
素材が柔らかい上に一部が溶けてしまった可能性もあります。ラミネートフィルム自体も熱ローラーを通ると柔らかくなってしまいますので、腰のない原稿は、当然機械の中に巻き込まれてしまいます。
絶対にペーパー以外に物はラミネーターに入れないようにしましょう。1回や2回は成功することもあるかもしれませんがぜったにしてほしくない事です。
別記事でも書きましたが、メーカーはフィルムつまり場合は保証期間でも保証しない場合がありますので注意してください。説明書通りの使い方をすればフィルムが詰まるような事は、ほとんどないと考えられるからです。私も自分で毎日によいうにラミネーターを使っていますが、かつて一度も詰まった経験はありません。
必ず取扱い説明書を読んで、正しい使い方をしていただけるよう宜しくお願いします。