おすすめラミネート利用法 価格に見合う高級感の演出とは
紙の印刷物は傷みやすい
印刷物をそのまま紙に出力しただけでは、すぐに表面がこすれやよごれなどで劣化していきます。場合によっては経時変化による退色などが起こってしまい、宣伝効果が出なくなりイメージを低下させます。
また、湿気を紙に大敵です。湿気を帯びると、紙は変形したり、表面の色あいが変化したりしてしまいます。
こういった環境の変化を紙のままでは直接受けてしまいがちです。せっかく作った印刷物もこれでは十分な宣伝物としての効果を発揮できません。
したがってこれらの印刷物を樹脂のシートではさんで熱により圧着して密封する加工をすると、この環境の変化から印刷物を守ることができます。これをラミネート加工ともいいます。この加工で長持ちするようになります。汚れた場合も布などでふき取ることが可能です。
フィルムで覆って高級感を演出
長持ちするだけではありません。透明なシートを被せることで紙と比べて表面は滑らかになり、厚手のフィルムシートであれば自立するようにもなります。つまり高級感を演出することができます。用途に応じてきれいな状態で維持できます。
はさむシートの材質によっては紫外線をカットするものがあります。UVカットという文字が入っているものがそうです。
このシートを使えば紫外線による印刷物の劣化を格段に抑えることができます。長い期間にわたって、印刷時に近い状態を維持することができます。
おすすめしたいのは、印刷物を印刷する際のインクを経年劣化しにくいものを選択した上で、このUVカットのシートにはさんで使うことです。
これで高級感を維持したままさらに長寿命になり、長く掲示していても劣化が目立ちません。
高級な掲示印刷物を外注できる
フィルムシートで覆うことで、製造コストが跳ね上がるのではと心配される方もいらっしゃるでしょう。しかし価格面を考慮しても長く維持できますので、結果的にコストパフォーマンスに優れた印刷物になります。
しかもこういったフィルムで覆う作業を外注することも可能です。専門の業者では、出力すべきデータを渡すと印刷してフィルムにきれいに封入して、仕上がった形で納入してもらえます。
紙のサイズ指定、色指定などパソコンの操作に伴うわずらわしい印刷設定や印刷後のフィルムで覆う作業も含めて全部依頼することができます。依頼内容によっては、迅速に仕上げることもできます。
それでも業務時間がこの掲示物作成にわずらわされる時間コストを考えればコストが低くて済むことは明らかです。
印刷物や書類に高級感をもたせてしかも満足のいくものが入手できる時代になりました。